案山子祭りから生まれた名物
田園に秋風が吹く頃、黄金色の稲穂の間にずらりと並ぶ案山子たち――。出水市野田町の青木地区では、毎年「かかし祭り」が開催され、どこか懐かしい風景が広がります。その風景をぎゅっと閉じ込めたような特別な和スイーツ、それが青木の茶屋名物「案山子まんじゅう」です。

地域を想う気持ちから生まれた、ふるさとの味
「地域をもっと元気にしたい!」そんな熱い想いから、青木の茶屋オーナー・出口さんが生み出したオリジナルのおまんじゅう。青木地区で20年以上続く「かかし祭り」にちなんで作られ、今ではお店の名物として親しまれています。
パッケージには、可愛らしい案山子のイラスト。手に取るだけでほっこり温かい気持ちになります。
風に揺れる案山子と、心ほどける秋の祭典
青木の茶屋のすぐそばにある「かかしロード」では、毎年、個性豊かな案山子たちが勢ぞろい。昔ながらの素朴な案山子から、思わずクスッと笑ってしまうユニークなものまで、まるで小さなアート展のよう。黄金色に染まった田んぼを背景に、のどかな秋のひとときを楽しめます。
コンテストも行われ、手作りの案山子たちが競い合う姿は見応え抜群。地域の温もりを感じる、心和むお祭りです。
一つひとつ、心を込めて
ふんわり、もっちりとした生地に、たっぷりのあんこ。シンプルだけど、だからこそ素材と製法にこだわりました。あんは、豆本来のおいしさを生かした粒あん。ほどよい甘さとほくっとした食感が絶妙で、噛むほどに小豆の風味が広がります。黒あんと白あんの2種類があり、わざわざ「案山子まんじゅう」買いに来る人がいるほどの人気です。見た目はシンプルな丸い型焼き。だけど、その中には職人のこだわりが詰まっています。「子供から大人まで、みんなが笑顔になる味を届けたい!」そんな出口オーナーの想いが、ひとつひとつ丁寧に焼き上げられた「案山子まんじゅう」に込められています。どこか懐かしい、だけど新しい。「案山子まんじゅう」は、世代をこえて愛されるお菓子です。
販売店舗
